鈍感天使と甘々悪魔【完】
「では、これから体育祭実行委員会を
始めますー
今配ったプリントを隣の席の人と
2人で見てくださーい」
げっ……
2人でって遠野くんと
見なきゃいけないじゃん……
「川村見える?そんな遠くで」
「うん、見れるけど…」
私は近づきたくなかったので
出来るだけ離れていた
「もっとこっち寄れよ」
「嫌だ」
「そんな事言ったら俺傷付くよー?」
「どうぞ」
「泣いたwwwwww」
とか言っていたが私は無視して
前を向いた