ふわ恋。〜一番の恋を貴方と〜
この笑顔が好きだった。
先輩が笑うと周りも明るくなる。
まるで太陽のような先輩が、大好きだったんだ…
その後、連絡先を交換して先輩と別れた。
最後に、『この事は俺たち2人だけの秘密な?』と耳打ちされて。
鼓膜を震わす先輩の低くて優しい声に、カァッと顔が真っ赤になったのは言うまでもない。
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卒業式の数日後、約束通り映画を見に行った。
始終ドキドキしっぱなしで、その日見た映画の内容は全く覚えてない。
それからというもの、私と先輩は頻繁に連絡を取るようになり、月に二回デートをするようになった。
先輩がどんな気持ちで私と会ってるかわからないけど、嫌われてはいないと思う。
かと言って、恋愛対象で見られてるかっていったら、それも疑問を感じる。
ただの都合のいい女になってるんじゃないか、そう思う時も正直あるのは確か。