あおいさかな
プロローグ
私はあの日、失恋をした。

「失恋した。」とは言っても
実際に振られたわけではなかったけれど、

ただあの日、中学生最後の日。


「---くん、好きです。」


告白されているのを聞いてしまっただけ。


ただ、それだけ。
それだけだった。

答えはどうだったのかは知らない。
無性に心が痛くて、息苦しくて、
その場から逃げてしまった。

意気地なしの私の初めての失恋。
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