人見知りのキリスト
――やれやれ、最悪の事態は回避できそうだ。



しかし、それも束の間のことだった。



「じゃあ、オジサン誰なの?」



「え!?」



――夢の中なんだから、誰だっていいと思うが……


昔からこういう細かいところが俺にはある。
< 136 / 216 >

この作品をシェア

pagetop