☠キス魔バトル☠
「そいつの見方するんだ…」

俺は陽菜をギロッと睨んだ。

うぜぇ…。

うぜぇよ…。


あぁ――――。

なんだか陽菜自身に酔ってきた気がー…。

「そういうわけじゃなっんん」

俺は気がついたら陽菜にキスしてた。

「んんっやめて!!」

ドンッ

「痛っ」

俺は陽菜に突き飛ばされて壁に背中をぶつけた。

まじいてぇ…。

ズキズキする。

俺のいまの心みたいに。

なんだかいろんな意味でいてぇんだ。


「新一がキスするから、いけないんじゃん!!」

そうかも!!……しれないけど……。


そんなに嫌かよ。
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