☠キス魔バトル☠
「嘘じゃない!!」そういおうとしたのに…美貴はそんな俺を遮って……。

「綺羅……私たち…別れよう」

そう呟いたんだー…。


俺はこの時初めて…“絶望”という感情…気持ちを知ったのかもしれない……。

「な……んでっ」

「……不安に思ってるうちに…綺羅のこと信じられなくなって……男友達に相談してたの…そのうちに…」

そいつのこと好きになったって?

「美貴……お前勝手すぎ…」

「わかってるよ……」


こん時から、俺の女癖が悪くなったんだ。

好きでもないのに…。


告白にOKして…

別に愛してないのに…

キスして

やって

なにに対しても投げやりになったちゃって…

そんな風になっちまったんだ……。

< 64 / 239 >

この作品をシェア

pagetop