☠キス魔バトル☠
こんな最低な自分を思いながら俺は雅ちゃんを待った。

「あぁ――――雅ちゃん早く来てくれ!!!!」


そう叫んでいたら

ピンポーン

家のインターホンが鳴った。


ガチャッ

俺はドアを開けた。

そこにははっきりと雅ちゃんの姿。


「雅ちゃん!!」

「綺羅!!なんだよあの新聞記者大軍は!?」

「それ!俺が聞きてぇよ!!」


なんで記者なんかに囲まれなきゃならねぇ!!

俺にはなんのスクープもねぇぞ!!

この新聞記者やろう!!
< 66 / 239 >

この作品をシェア

pagetop