イケメン王子とドタバタ入れ替わり生活
「てことで」


立ち上がり、去ろうとする深瀬(あたしの体)。


「ちょ・・・おいおいおい。待ってよ」


自分の体にしがみつくあたし(深瀬の体)。


この状況は、どう見ても。


深瀬があたしにしがみついているようにしか見えなくて。


そしてそれは。


他の生徒にみられる危険性もあるわけで。


「屋上行こう」


そう言って、無理矢理屋上まで連れて行き、話をつけることにした。





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