VIRTUAL・GAME
PROLOGUE
2025年1月1日。今日も空が綺麗だった。

ーキィィィィイイイイ!!ガンッ!!

何が起こったのだろう…。
さっきまで綺麗だった空はもうなくて、目の前は真っ暗だった。
あぁ、そうか…俺は死んだのか…。トラックに跳ねられて…。

初詣に行った帰りの事だった。


彼の名は青空晴輝。
友達と初詣に行った帰り、酒に酔っていた男のトラックに跳ねられたのだ。

ー『生きたいならゲームをクリアしましょ』

どこからか聞こえた少女の声。

生死をさまよう彼はゲームのプレーヤーの一人。

生きたいならゲームをクリアしましょ?
本当に死んだその時はGAMEOVER…


< 1 / 3 >

この作品をシェア

pagetop