恋をしてしまった…
七海先輩もかえって私も音楽室をでた。
七海先輩がいった。ほんとにそうかな?ってどういうことかな?…
そんなことを考えてたら、靴箱に見覚えのある人影をみつけた。
「…健人。」
「おせーよ…ばか」
「な、なんで?…」
「なんで?って…だめかよ待ってたら…」
あれから、一時間くらい音楽室でフルートしてたから一時間まってたことになる
「帰るっていったじゃん…」
「あれ嘘…」
「なんかごめん…」
「ごめんじゃなくて、ありがとうだろ…
帰るぞ…」
「うん。ありがとっ…」
ぶっきらぼうに言うけど優しさがあった。
「みらい。」
「ん?」
「ごめん。お前の誕生日、試合入った…」
「…え?」
ショックだった…一緒に遊園地いくつもりだったから…
でも、試合だからしょうがないと自分にいいきかせた。
「ほんとごめん!」
「ううん。しょうがないよ!試合がんばってね!」
「ん。ありがとっ!」
健人も悲しそうな顔してた。それだけで私は、嬉しかった。
だから、健人が悲しい顔してるのが嫌で
「その試合!勝たないと許さないから!笑」
そう言って笑った。
「おう!絶対勝つから!」
健人もそう笑顔で返してくれた。