恋をしてしまった…
夕方。町を1人で歩いた。
あ。かわいー…
それは、あるお店の商品でハートのネックレスだった。
…!?そのお店で見覚えのある人影をみつけた。
その人は、可愛い女の子と2人で楽しそうにしている…
……健人。
ユニフォームをきている
隣は…実那…。うそ…
やっぱり…恋愛なんて…
涙が溢れてきた。
声がもれる…
その声に2人は気づいた。
「みらい…ちがうよ!これは…」
実那は、必死だった。
私は、お店をでて学校へ向かった。
音楽室に飛び込んで大声で泣いた。
“ピロピロ♪”
…実那からだ
『今どこ?さっきのは、ちがうの!みらいの誤解だよ!!』
…意味わかんない。
涙は、止まらなかった…
…もう…嫌。
“プルプル♪”
今度は健人から電話だ…
とりたくない…
でもいくらたっても鳴り止まない…
「…もしもし。」
『あ!みらい!今どこだよ?誤解だ…』
次の言葉を聞きたくなくて向こうが言う前にきった。
もう泣ききって、どうでもよくなった。
そんなとき。七海先輩の言葉を思い出した。
…フルート吹こう。
フルートを吹いたら不思議と気分がよくなたった。
“ガラガラっ!!!!”
「みらい!!!」
健人が勢いよく入ってきた。
「みらい!ちがうんだ!あれは…」
「言い訳なんて聞きたくない!」
遮るようにいった
「でてって…」
「みらい…」
「でていってよ!!!!信じさせる!?よくそんなこと言えたね!結構…男は、皆一緒なんだよ…」
乾いたはずの涙は、また溢れてきた。
「みらい…」
「止めて!みらいって呼ばないで…」
「みら…」
「もう!止めてよ!私をこれ以上苦しめないで…」
もう、止まらなかった…
誰か…助けて……。
「俺の…話をきけ…」
「ききたくない…ごめん」
「わかった…いいよ聞かなくて…俺がかってい話すから」
そう言って彼は、話し始めた。