恋をしてしまった…











夕方。町を1人で歩いた。


あ。かわいー…

それは、あるお店の商品でハートのネックレスだった。


…!?そのお店で見覚えのある人影をみつけた。


その人は、可愛い女の子と2人で楽しそうにしている…


……健人。


ユニフォームをきている

隣は…実那…。うそ…


やっぱり…恋愛なんて…


涙が溢れてきた。

声がもれる…


その声に2人は気づいた。

「みらい…ちがうよ!これは…」

実那は、必死だった。


私は、お店をでて学校へ向かった。

音楽室に飛び込んで大声で泣いた。


“ピロピロ♪”


…実那からだ


『今どこ?さっきのは、ちがうの!みらいの誤解だよ!!』


…意味わかんない。


涙は、止まらなかった…


…もう…嫌。


“プルプル♪”

今度は健人から電話だ…


とりたくない…


でもいくらたっても鳴り止まない…


「…もしもし。」


『あ!みらい!今どこだよ?誤解だ…』


次の言葉を聞きたくなくて向こうが言う前にきった。


もう泣ききって、どうでもよくなった。


そんなとき。七海先輩の言葉を思い出した。


…フルート吹こう。


フルートを吹いたら不思議と気分がよくなたった。


“ガラガラっ!!!!”


「みらい!!!」

健人が勢いよく入ってきた。


「みらい!ちがうんだ!あれは…」


「言い訳なんて聞きたくない!」

遮るようにいった


「でてって…」


「みらい…」


「でていってよ!!!!信じさせる!?よくそんなこと言えたね!結構…男は、皆一緒なんだよ…」


乾いたはずの涙は、また溢れてきた。


「みらい…」


「止めて!みらいって呼ばないで…」


「みら…」


「もう!止めてよ!私をこれ以上苦しめないで…」


もう、止まらなかった…

誰か…助けて……。



「俺の…話をきけ…」


「ききたくない…ごめん」


「わかった…いいよ聞かなくて…俺がかってい話すから」


そう言って彼は、話し始めた。



< 19 / 22 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop