恋をしてしまった…
信じていいですか?
「まず。誕生日おめでと…
今日の試合、勝ったよ…
練習で忙しくて、お前の誕生日プレゼント買ってなくて…でもどれがいいか分からなくて。林田に一緒に選んでもらった…
だから、林田と俺は、なんもないし、第一林田は、海人と付き合ってるし。
だから…これ」
そう言って私に細長いピンクの箱を渡した
「え…」
「あけて…」
中には熊のネックレスが入っていた。
「あらためて、誕生日おめでと」
涙が…涙は、もっと止まらなくなった…
「な…なんで。」
彼…健人は、何も言わず私を抱きしめた。
「け。健人…」
泣きながら言った。
「ごめん…誤解させるようなことして。
俺、結構不器用でさ…。」
私は、健人の胸に顔を押し付けた。
それがわかったのか、健人も私を抱きしめる手に力が入った。
「私…健人のこと…好き…」
「俺も…みらいのこと好きだ…」
体を離すと私たちはの唇は、重なった。