恋をしてしまった…

私、すっごく動揺してまともな言葉がでなかった。


「ふっ」あいつが微笑んだ


ドキッ。

顔が熱い…

心臓が飛び出そうだよ…


「俺に惚れた?(笑)」


あいつが微笑んだ


「は!?そんなわけないじゃん!だいたい、あんたヤンキーぶってんの!?バカみたい!」

思いっきりあいつを睨む


「は?ヤンキーじゃねーし」


いやいや。ヤンキーだろ…

って思ったけどそーともいえず。


「あっそ。じゃああたし、張り物しないといけないから。」

「張り物ってお前とどかないじゃん(笑)」

う…。言わないで立ち去ってほしかったもののそうは、いかなかった…


「とどかないですけど?なにか!?」

すっごく怒って言ったつもりだったけどなぜか。

「うはははははwwwちょーウケルww」

腹を抱えて笑い出した。


「な!?なんなの!?」

「いやいや~たってさ。とどかないなら残りの張り物どうするの?(爆)」

からかうようにあいつは、言った、


え…。

返事に困って黙ってたら。


「俺がする…」

私は、後ろから原健人に抱かれるような格好になって

原健人は、残りの張り物をした


「終わったけど。お礼は?」

「あ。ありがとう。」

ペコっと頭を下げて立ち去ろうとしたら

急に腕をつかまれて


「そんだけ?」

…そんな顔してみないでよ。

動揺をどうにか隠して言った

「は?」

「なんかしてよ。」

彼の言葉の意味がよくわからなかった


「は?意味不なんだけど。なにをすればいいわけ?」

ちょっと怒った感じでいった。


「んーじゃあキスして。」

「…へ?」

全身が燃えるように熱くなって顔が真っ赤になっていくのがわかった。

「顔。赤くなってんじゃん(笑)
してよ…キス」

「無理だよ!なんで、好きでもない男にキスしないといけないわけ!?きも!」

そういって猛ダッシュで教室に戻って家に帰った。


あのとき、あいつが悲しい顔をしたのは、
気のせいだったのだろうか…


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