流れ星恋愛。


「生徒会の立花 美月です」





その女の正体は立花美月ってやつだった



いがいとふつー?笑

別に胸騒ぎするほどのやつでもなかった。




「ヤマダ先生に言われたの…、校内案内してくれって。」




「あー、よろしく」




「ここがー、放送室でー、えと
向こう側が理科室で」




俺は立花の話など全く聞かず

沙織のことを考えていた




「幸彦くん…」



「えっ?あぁ、なに?」




「私…一目惚れなんてしたことなかったの…」




「は?」



「ごめん…彼女もいるのに迷惑なの分かってる…分かってるけど…」



「さっきからなに言って…


「東京でしょ!?わかんないよ、大丈夫。私と浮気してよ…っ、」



その瞬間…


立花は俺に抱きついて来た。
< 22 / 30 >

この作品をシェア

pagetop