あなたがいなければ。【短編小説】
第一章○○○
涼しい風が吹く。
「気持ちいい。」
私は、神崎慧里奈(カンザキ エリナ)
高校二年生。
今は、幸せ?な毎日をおくっている。
でも、一つだけ。
心残りがある。
?「エリナこんな所にいたの。」
「うん。考え事してた。今教室行くよ。里奈。」
里「分かったわ。」
「ありがとう。」
里奈は知ってる。
私には、好きな人がいることを。
小さい頃に出会った。
たっ君。
私はそう呼んでいた。
たっ君は私の事を、慧里奈と呼んでいた。
手掛かりはそれだけ。
また会いたい。
私を、あの時みたいに、助け出して欲しい。
ガチャッ
タ タ タ タ
屋上の扉を開けて階段を降りる。
ガラガラガラ
バタンッ
教室に戻って来た。
?「よっ!」
?「ねぇ~!エリナ!今日買い物行こうよ!」
?「はっ!?エリナに柑那は渡さないから!」柑「涼太!何言ってんの!買い物!」
里「うるさいわよ。」
?「うん。うるさい。」
涼「翔太ぐらい俺の味方してくれよ!」
翔「うるさい。」
毎日こんな感じ。
疲れちゃう。
あっ!
みんな知らないよね!
じゃあ紹介します!
まずは、
加藤 里奈(カトウ リナ)。少しクールで、私のお姉さん的存在。
次に、舞藤 柑那(ブトウ カンナ)。
涼太と付き合っていて、私の妹的存在。
松山 翔太(マツヤマ ショウタ)。
自由人。不思議君。
来世 涼太(ライセ リョウタ)
こんなところです。
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