裏表アリス
「って・・・・・夢オチか」
まぁお母さんがこの世に居るはず無いしね。
私は1人そんなことを思いながら体を起こした。
静かにテレビのリモコンを取り電源ボタンを押した
「「あ、そうなんですか~・・・じゃぁ早速!」」
女のアナウンサーが何かを食べようとしていた。
私はそれをボーっと何時ものように視ていた。
〃♪~♪~♪~〃
制服のスカートのポケットから聞き覚えのある着信音が鳴った。
そこで私は気づいた、昨日制服でそのまま寝たことを。
私は携帯を手に取り誰か見た。
〃櫻崎 奈乙( サクラザキ ナオ )〃
と写されていた。
私は通話ボタンを押し携帯を耳に押し付けた。
「あ、愛凛素( アリス )ー!!もう!出るの遅い~!」
スピーカーから彼女の声が漏れた
うるせぇなぁこっちは今起きたばっかなんだよ殺すぞクソアマ
と心の中でそう叫び
「へへ~、ごめん!今起きたんだ~。」
とい私はへらへらしながら言った。