心の地図
そんな感じで、
私たちは友達になった。
彼の名前は、
三原 竹(ミハラタケ)。
そして、
休日の土曜。
私の家に誘った。
「お邪魔します」
「あ、どうぞ」
「家広いんすね」
「あ…敬語は良いよ?
友…達…でしょ?…」
「あはっは、そうだな!」
「うふふふふッ」
「あ、初めて笑ったところ見た」
「あ…久しぶりに笑ったかも…」
「玲於奈は、笑ってるほうが可愛いよ」
「え…?」
___ドキン…
何だろう?
この心臓の心拍数が
上がっていく様子は…。
コレが、
女の子が騒ぐ
“恋”ってものなのかな?