ピュアなお前に甘めのKiss*
「なんで?」
私が首をかしげると宮野くんは
手で顔を隠して言った。
「お前の格好、
いつもと違うから……」
服装の事を指摘され、恥ずかしくなる私。
「あ、あのねこれは店員さんがいいってススメてくれて
普段は着ないんだけど……」
「可愛い」
わたわたと慌てながら説明していると
宮野くんのは私の言葉を遮って言った。
「今、これが俺の彼女ですって周りに自慢してぇ」
「へっ?」
服、褒めてもらえて良かったなんて思ったら
こんな恥ずかしい事……。
しょっぱなから顔が赤くなっちゃうよ。