2人のユウト
舞原神楽とのやりとり
☆☆☆
私は灯さんに連絡して、舞原神楽さんのメールアドレスを知った。
灯さんは、私のことをよく知っている。
私が灯さんに舞原神楽さんに連絡したい、といつか言い出すんじゃないかと思い、
前に舞原神楽さんが出版社宛てに私へのファンレターを届けるよう言ったときに、メールアドレスを聞いてくれたの。
お蔭で私は、今舞原神楽さんにメールを送るところ。
【舞原神楽さんへ
突然メールしてごめんなさい。
ユキです。
いつもお手紙やメールありがとう。
執筆の励みにしております。
実は舞原神楽さんに聞きたいことが
あって、メールしました。
舞原神楽さんは、
私の人気が落ちても、
私のファンでいてくれますか?
実は私、勇子に人気ランキングの
1位を取られたんです。
正直、凄く悔しいです。
私は負けず嫌いなので。
舞原神楽さんは、いつも
私の小説を読んでくれます。
凄く嬉しいです。
でも、もし私の人気が
落ちたら、舞原神楽さんは
私のファンでいてくれるのかな、と
少し不安になったんです。
弱気な発言でごめんなさい。
でも、ファンだと言ってくれる
舞原神楽さんに、是非聞きたいのです。
返事はいつでもかまいません。
メール、待ってます。
ユキ】