2人のユウト
第4章
告白
☆☆☆
美夏と別れてから、1週間後。
何事もなく、私は過ごしていた。
と、言いたかった。
現実は、さらに厳しい。
「早く決めなさい」
「そんなに早く、考え付きませーん」
「子どもっぽいことはしなくてよろしい。
そんなことしている暇があったら、早く考えなさい」
私は只今、灯さんに叱られ中。
実はこの間、私の記念すべき3作目が終了した。
暫くは新しいストーリーも思いつかないので、執筆活動を休むことに決めたのだが。
読者が私の新作を待っているらしく、私は終わって早々、新作を書くことになった。
休みたかったな・・・。