君との距離、2歩分。

七世Side





…―はぁ、暑い。







サッカーはりきってやりすぎたかも。









そんなことを思いながら






校舎からの影が出来た場所に腰かけていた。











―――コツン







「…………?」







上から何かが落ちてきた。







そばに落ちた小さな紙飛行機。







ノートの切れ端で作られていて、綺麗に折られていた。










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