君との距離、2歩分。




―…やばい


心臓がやばい


こんな展開…おいしすぎる!!



七世に手を引かれて歩く私の頭の中はオーバーヒート寸前。


緊張して汗で湿ってきた手の平。


掴まれてるのが手首でよかった…なんて思ってしまう。




だって七世が私の手に触るのなんて何年ぶり?



前は私より身長も低くて、手も小さかった。



いつのまにこんなに大きくなっちゃったんだろう。






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