君との距離、2歩分。
「適当に座ってて。飲み物取って来るから。」
そう言って小夏が部屋から出ていった数秒後、オレは後ろにあったベッドに倒れ込んだ。
―…やっぱ小夏のいい匂い。
この匂い、何か落ち着く。
………このままじゃオレ、確実に変態扱いになるな。
そう思い上半身をベッドから起こして腰掛けた状態になった。
しばらくして飲み物を持って上がってきた小夏。
こぼさないように一生懸命運んでる姿がすごく可愛いかった。
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