君との距離、2歩分。



「…オレはお前と同じ高校行くつもりだから。」



私の後ろで小さく呟いた七世。


振り返ってみると俯く七世は恥ずかしいのか耳まで超真っ赤。



「……しょうがないから高校生になってもニケツしてやるよ。」


「…うん!ありがと!!」



―…やばい。


かなり口元緩む。



七世にそんなこと言ってもらえるなんて思ってなかった。


この展開は私に期待させちゃうけどいいのかな?


私も期待しちゃっていいのかな?


もしかしたら彼女も夢じゃないかも……



―…あー


七世大好きだー♪





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