君との距離、2歩分。
好きのプライド

小夏Side




『2歩』


言葉にしたら2文字で済む。


でも実際は?


私にとっては半端なく遠い距離だった。


近付くことすら難しくて。

それでも踏ん張ってやっと近付いたら、その分離れていく。



間怠っくて、切なくて


それでも七世が大好きだった。



だけど本当は2歩なんて距離じゃなかったのかもね。

もっと遠くて


下手したら無限だったのかもしれないって思うんだ。




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