君との距離、2歩分。



―…な、何!?


まさか、お説教?


私は思わず身構える。



そんな私を見て、何故かフッと意地悪く笑った七世―…


「覗くなよ、ばか。」


「の…覗かないよ////!」


私の反応を見た七世は再びドアを閉めた。


……悔しい……


からかわれた…////



あの、意地悪な顔!


悔しいけど…かっこよかった……



あーもー////


惚れた弱みってやつだ。


七世のひとつひとつの行動に私の心臓はいちいち反応しちゃう。


これじゃ、心臓もたないよ!


どんなに七世に意地悪されても、七世のことを好きでいることをやめられないんだもん…




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