君との距離、2歩分。



「何、小夏…やきもち?」




小夏を見上げながらそう言った。





すると小夏の顔は、みるみるうちに真っ赤になって




「な…何言ってんの!?七世のバカ!!」






っていつもみたいに生意気な口調に戻った。






「…おやすみ。」






そう言うと、小夏に微笑んで家の中に入った。






しばらく家の外からは、小夏の怒鳴る声が聞こえた。







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