君との距離、2歩分。
―…七世…
好きなんだよ
恥ずかしいし、年上のくせにださいから言いたくないんだけど
千波留ちゃんにも
他の女の子にも
誰にだって取られたくないんだよ。
だから、二人きりの今なら
誰にも邪魔されないから
素直になって、私の本当の気持ちを見せてあげる。
私は、勇気をふりしぼって七世を真っ直ぐに見つめる。
七世には知ってほしい
私の長年にもわたる、今にも溢れそうな七世への想い。
「七世…あのね……私…――」
「こげてる!!」