ボクの歌姫
「じゃあ席はー…、鮎川の隣が空いてるな!
分からないことが多いだろうから、鮎川頼むな!」
「はーい先生。」
山科さんがこっちに向かってきて、愛の隣に座った。
「よろしく…えーっと、」
「あ、私?鮎川愛!愛って呼んで♪」
「ありがとう…愛。私も姫歌でいいよ。」
「で、こっちは笑斗!
私ら幼稚園からの幼なじみなんだ。」
「え、俺?」
「え?じゃないでしょ!クラスメートになったんだから、挨拶しなよ。
ほら、自己紹介!」
それもそうか。