ボクの歌姫






「ふ…あはははは!」



深刻な理由じゃなかった安心感と、拗ねた笑斗くんが何だか可愛くて
私は思わず笑ってしまった。



「くそぉ…だからバレねーようにがんばってたのに。」



あぁそっか、それで会話の返事が素っ気なかったんだ。



「あ!そういえば、来る途中にコンビニあったよね?
駅までもう少しあるし、何か買って食べてこっか!」



「わりぃ…そうしてくれると助かる。」



「うん!」






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