彼は、魔法使い
、、、忘れてた。


あたしが本当に目指していた、スタイリングの姿を、、、


それを、もう1度教えてくれたのは、奈々ちゃん。


だから、、、ありがとう。


教えてくれて、、、


思い出させてくれて、、、


「あの、、、こんなこと言って良いのか、わからないんですけど、、、」

「うん?」

「あたし、やっぱり芹香さんには、スタイリストで居て欲しいです。また、こうやって、髪だって切って欲しいし、カラーだってして欲しいから」


、、、奈々ちゃん。


「もう1度お店に立つ、芹香さんを見てみたいです」


美容院に立つ、あたし、、、

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