彼は、魔法使い
良いじゃねぇ?って、何よ。


素直に「良い」って、言えば良いのに、、、


まぁ、來都だしねぇ~。


だからあたしは、それ以上聞くことなく片づけを始めた。


「手伝います」


なんて、2、3人のアシスタントの子たちが言う。


「え、悪いよ」


そう言ったのに、手伝ってくれる。


、、、大丈夫なのに。


「芹香、話がある。ちょっと来い」


まだ、片付けの途中なのに直樹さんに呼ばれた。


「片付け、、、」

「片付けに、何人もいらないだろ」


、、、確かに、いらないけど。


でも、押し付けるのは、、、

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