彼は、魔法使い
「芹香さん、行って来て下さい。後、俺らやっておくで」


悪いと思いながらも、先に行ってしまった直樹さんの後に付いて行くことにした。


「すいません。お願いします」


一応、そんな言葉を残して、、、


スタッフルームに直樹さんと2人っきりになる。


「座れば」


先に座っていた、直樹さんに促される。


だから、あたしはそれに従った。


「俺、オーナーからもお前からも聞いてないんだけど」


鳴海さん、まだ言ってなかったんだ。


まぁ、今日の今日だし。


それに鳴海さんも忙しい人だし、仕方ない。

< 196 / 343 >

この作品をシェア

pagetop