彼は、魔法使い
そんなあたし達が同じヘアショーに出るということで、周りは騒いだ。


そんな時、お父さんをお店を辞めた。


あたしは、自分の夢を見失った。


そしてヘアショーを辞退し、ユイにも何も言わず、日本へと戻って来た。


その後、ユイに連絡することも、ユイがあたしに連絡することもなかった。


自然と、あたし達の関係は、、、音信普通になった。


「まぁ、ヘアショーに出たところで、今のお前がユイに勝つことはねぇ」(フランス語)


アランは、自信満々に言う。


「今のユイは、うちのトップスタイリストだからな」(フランス語)


アランは、人のことをバカにしたような言い方をする。


アシスタントのあたしとユイは、違うと言いたいのだろう。


「あたしが勝ったら?」(フランス語)

「そんなことは、ねぇよ。でも、もしお前が勝ったら、俺はお前のことを諦める」(フランス語)

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