彼は、魔法使い
魔法を忘れた、魔法使い
気付けば「Dolls」で来て、1週間が過ぎようとしてた。


それなりに仕事も覚え、そのおかげで仕事が楽しくなった。


そして、あたしはサービス業が心から好きだと思った。


スタイリストとレセプションの仕事は、全く違う。


だけど、1つだけ言えることは、、、


どちらも人と関わる仕事で、、、


その先には、誰かの笑顔がある。


それは当たり前のことで、意外難しいことでもある。


だからこそ、1つの笑顔が見れただけで嬉しいと思える。


「ありがとうございました」


そして、あたしは今日の最後のお客さんを見送った。

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