彼は、魔法使い
「嫌味か」

「素直な感想です」

「もう、2人とも辞めなよ」


あたしと直樹さんの間に不穏な空気が流れたとこで、瑞穂さんが止めに入った。


「大人気ない〜」

「うっせぇ、ガキ」


でも直樹さんと言い合いしてるのを少し楽しいと思う、あたしもいる。


「直樹も程々にしろよ。瑞穂、カラーするぞ」


省吾さんが、直樹さんに一言言う。


瑞穂さんは省吾さんに言われた通り、席に着く。


「なんで、俺だけなんだよ」


自分だけ言われたことに、ヘソを曲げる、直樹さん。


小学生かよ、、、

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