最後の告白
それで、家に行くことになった。


沙紀は、亮介と家が近く、遊んだこともあったから、つれてってくれるって約束した。


「あーー!でもいえないって!絶対無理だって!!」


「じゃぁさ、手紙書いちゃったら?」


「・・・・いいかも!」


その日の放課後、思い切って手紙を書いてみることにした。


「封筒持ってる?」


「あーうん!可愛い奴もってる☆」


「やったー☆かこう!!」


そうやって書き始めたラブレター。


初めての告白は、口で言えずに可愛げもないけど


手紙に思いをつめた。
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