最後の告白
「やだッ!!やっぱ無理!!」



亮介の家に沙紀と一緒にいったのはいいけど、亮介の家のチャイムが押せない。


亮介の家は2階にある。


階段に上ることすらできなくて、沙紀は


「沙紀が呼んでくるからネ!」


そう言って階段を上っていった。


「うんー…」


涙声で私がそういって、沙紀がチャイムを押して、


亮介がでてきたみたいだった。


「何ィ?」


「ちょっと下にきてっ!!」


「え?なんで?」


そういいながら階段の下りてくる音が聞こえてきた。
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