最後の告白
―亮介だった。


「あ、見ちゃった」


そう私が言うと、沙紀が「えー!」って言う。


「ごめーん!!藁」


そう会話しながら進んでいく。


亮介たちの声は近くなっていく。


妙に緊張する。


あっちは4人だった。


私達は、自動販売機のほうで立ち止まり、亮介たちを先に進ませる。


「おごるよー」


そういって、沙紀と飲み物を買う。


飲み物を買って、進むと、前にはもちろん、亮介の姿。
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