絶対に好きじゃない!!!!!!!!〜大っ嫌いなアイツ〜
視線に気づいた小鍛冶は、キリリとした目をこっちに向けて口を開いた


「残念だったなー、まぁ俺が会長になるのは目に見えていたコトだし仕方ないか」





い、嫌味にしか聞こえない…


キッと小鍛冶の方を睨んだ


「まぁ、会長に落ちても副会長にはなれるからな、お前はそっちの方がいいと思うぜ!」


ククッと笑いながら彼は言った




そ、そうだった…
この学校は、会長に落ちても副会長になれるシステムになっている…


あー、アイツが生徒会長だったら副会長なんてやってられないよ!


心の中であれこれ思っていると隣からクスクスと笑い声が聞こえた





「今日からお前を『副会長』と言う奴隷にしてやる、これは会長命令だ!」



「なっ…アンタの命令なんて聞かないんだから!」


ムカつくムカつく…
なんで、私があんなヤツなんかの奴隷にならないといけないのよ!



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