絶対に好きじゃない!!!!!!!!〜大っ嫌いなアイツ〜
生徒会役員選挙が終わって私たちは教室に戻った

「もーえっ!大丈夫?でも惜しかったねー2票差だよ⁈すごいよ!」

私に励ますように話しかけてきたのは私の親友相楽樹里(さがらじゅり)


ふわふわとした髪の毛にぱっちり二重の可愛らしい女の子だ


「励ましてくれてありがとう樹里」


「でも、小鍛冶くんが会長だよ!萌、毎日小鍛冶くんと一緒にいれるじゃん!あたしだったら絶対に好きになっちゃうよー」



「さすが樹里だよ…ポジティブに考えすぎ…私なんかあんなこと言われたから、この先なにがあるか不安だよー…」



「あんなこと?なんて言われたの?」

樹里は興味心身に聞いてくる。



「実はーーーーーーーーー…」


私は今さっきあったことをすべて樹里に話した



「へー…なるほどね〜小鍛冶くん、萌のこと気にいってるんじゃない?」

樹里はニヤニヤとしながら私に問いかけてきた


「は?そんなわけないじゃん!」

私は口をあんぐり開けてぽかーんとなった

「だいたい私はアイツのこと嫌いだし、あっちもあっちで私のこと嫌いかもしれないじゃん」


少しだけ変なコト言われてムッときてしまった




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