アイシテルノジュモン【短篇】



すこしずつ異変を感じるようになったのは

半年経った頃



残業で帰るのが遅れると
機嫌が悪い


だんだんエスカレートしていく。

浮気してるんじゃないのか?

そんな言葉がでだした。


「何いってるの?」


祐樹を将来すら考え始めた私にそんな気持ちはさらさらなかったから、笑い飛ばした。

その時は黙って背をむけただけ。

でも次に遅くなった時、私が帰ると……

私がもっていた服が全て捨てられていた。


「新しいの買ってあげるから」


そう言うけれど、何故そんなことをされるかわからない私が怒ると。


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