かけがえのないmemory's
〔優莉奈side〕

「確かにひとみくんと、その人なんか似ているね」

「でしょ!」

私は驚きで、軽く頭が真っ白だった。

でも、もしかしたらこれで君のことが知れると思うと嬉しかった。


「ちなみに、その人には妹がいるらしいんだよね。友だちなんだけど…」

「えっ、そうなの?」
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