かけがえのないmemory's
期末試験に向けていつメンと学校で勉強しているときに先生がきた。


「ここの証明問題が分からない」

「そんなの、暗記すれば良いじゃん」

って私は言って、先生に言われた。

「暗記じゃダメでしょう。ちゃんとポイントを覚えないと」

そのあとはちゃんと先生に言われた通りに頑張って証明問題を解いたんだ。

期末試験が終わって、答案を返されるときに言われた「頑張りましたね」っていう言葉は、今でも心の中に残っている。

数学は1回だけ点数が悪かったけど、あとは良かったんだ。

これも先生がいたから。
もし先生がいなかったら、今私は頭の良いクラスにはいなかったと思う。

でも、先生は何かが君と似ていたね。
今だに分からないけど、その理由はこの後知るなんて夢にも思わなかったよ。
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