初めては、あなたと……




はぁ…………結局、入るハメだ。




ジャー………



シャワー浴びてるのかな。



今のうちに、湯船に入ろうっ!



すべてを脱ぎ捨て、バスタオルを巻き、お湯を張った浴槽に入った。



京太は、髪の毛を洗っていた。


少し、ぼーっとしていると。


ふいにシャワーが止まり、目が合った。



その目は、だんだん見開かれていく…………





『う、わ。びっくり……………した。………』



その顔が面白くて、笑えてきてしまう。

『ふふ。あはは!』

< 104 / 201 >

この作品をシェア

pagetop