初めては、あなたと……
てか、男の子を初めてのイケメンなんて言っちゃった。
さっきの言葉は、取り消しよ!とーりーけーしー!!
それにしても、どうしよう………
椛愛ちゃん、好きだったのに。
すごくショックだった……
体を起こした、帰る準備を始めた。
時計を見れば、もう夕方。
周りも暗くなってきていた。
すると、
ガラガラ
『あっ、たなかさん。もう、大丈夫ですか?』
『は、はい…』
『そうですか、良かった。もう暗いですから送っていきますよ。昇降口に居ててください。』
『はーい。』