君といる幸せ





その頃、律と花菜は屋上にいた。
律は花菜を抱きしめたまま、まったりと過ごしており、気付けば2人共眠ってしまっていた。
そして、起きた時にはもう放課後になっていた。









「ヤバイ…花菜、起きろ」

「りっくん?」

「もう放課後だ」

「嘘…」

「悪い…」

「ううん、大丈夫だよ」

「鞄、取りに行って帰ろう」








律がそう言うと、2人はそれぞれ自分の教室へと戻り、鞄を取りに行った。





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