君といる幸せ
【こんにちは。
律先輩、今日は何時頃行きますか?】
時間を見ると、花菜が倒れる少し前に来ていた為に、メールに気付かなかったのだろう。
そして今、新しく受信したメールを確認した。
【律先輩。大丈夫ですか?
学校中が律先輩の妹さんが倒れて、救急車で運ばれたと騒いでいたので、今初めて律先輩が大変な状況だということを知りました。
そんな時にメールしてしまって、本当にすみません。
今日は妹さんに付き添っててあげてください。】
2通のメールを見終わった律は、そのまま携帯電話をポケットに戻した。
それと同時に、律は柚姫に心配かけてしまい、申し訳ない気持ちになっていた。
それから直ぐに、後から追いかけてきたあかねや隼大、穂波が来た。