君といる幸せ



どのくらいの時間が経ったのだろうか。
もう既に1限の始まりのチャイムが鳴り終わり、暫く時間が経過していた。



柚姫は時間を確認したくても、律に抱きしめられたままであり、確認することができないでいた。
律はというと、特に何か話をするわけでもなく、ただ柚姫に抱きついていた。





すると何か吹っ切れたようで、律は柚姫のことを離した。




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