君といる幸せ
「私たちも追いかけましょう」
「あ、あぁ…」
2人は慌てて教室を飛び出し、律を見失わないように追いかけた。
律が向かった場所は、花菜の教室だった。
3人は入り口のドアから中を覗いた。
しかし、教室の中には花菜の姿は見当たらなかった。
「…いないみたいだな」
「あぁ……」
「もしかしたら屋上じゃないかしら?」
「律、屋上に行ってみようぜ!」
「………」
3人は、屋上に向かった。
屋上に行くと、誰かいるようで、話し声が聞こえてきた。
律は誰かいることを知ると、様子を伺っていた。